保険と年金を考える
海外移住者は国民健康保険は加入できないことが分かったが、実は年金は引き続き加入することができる。
ただし、民間企業で働いていた僕は厚生年金から国民年金に切り替わるので、毎月1万5千ちょっとを25年にわたって払い続けても、年金としてもらえる金額は月5万円とちょっと。
しかもここから税金が発生するので、とてもではないが日本では暮らせない。
ではベトナムではどうか。
2016年現在ベトナム人の一人当たりのGDPは2400ドル程度。
つまり平均月収は2万円そこそこ。
これだけを見たら5万円でも暮らせるかと思うが、外国人はベトナム人と同じ生活水準では暮らせないし、なにかと出費もある。
なにより、年金をもらえる数十年後はベトナムもおそらくかなり発展しているはずだ。
少なくとも5万円ではとても生活はできないだろう。
ということで、とりあえず僕は年金の加入は保留しておくことにした。
そこで考えたのが民間保険だ。
民間保険の加入
これは生命保険を指す。
がん保険や傷病時の保険、生命保険、学資保険など、最近の民間会社はすべてのプランを用意しているから都合がいい。
ただし、保険会社によって強みや利率が異なる。
また、個人年金は終身と有限があることも覚えておきたい。
最近はドル建てや変額保険などが人気で、経済情勢によって金額の変動幅があるが、運用次第では利益を受けることができる。
日本人ならがん保険も入っておきたいところだが、僕はこの時点ではまだ26歳だったので、こちらは保留。
もし貯金があるなら、こういった保険会社に資産の面倒を見てもらうのも一つの手だ。
これがのちに年金へと変わるのだから、自分の身は自分で守る意味でも、一度は窓口に行って相談してほしい。
株とFX
財産を作るという意味では、株とFXは目の付け所だ。
しかし、あいにくこれらは日本に住民票を置いていないと口座を開くことができないことがほとんどだ。
特に株は住民票が日本にないとわかると、口座を凍結されてしまうので注意が必要だ。
FXは一部海外在住者でも開ける口座がある。
もし興味があれば、調べてほしい。
ただし、近年はアベノミクスからはじまり、アメリカの利上げ問題、実体経済が不透明な中国経済、イギリスのEU脱退など世界経済の先読みが困難な問題が多々ある。
初心者や自称中級者はFXはおすすめしない。
FXはレバレッジで自己資金の何倍もの額を投資するからこそ、大きなリターンを受けることができる。
逆にハイリスクでもあり、負債を被ったら自己破産しても借金が残る欠点もある。
信用取引と名の付くものには注意が必要だ。
また、ベトナム株は数年前に一時注目されていたが、発展途上国の株ほど難しいものもない。
こちらもプロの目利きがない方にはおすすめできない。
ベトナムは定期預金がおすすめ
日本の定期預金の金利はメガバンクで0.010%~0.025%。
つまり、100万円預けても年間100円~250円しか増えないという恐ろしい金利だ。
一方ベトナムは2016年現在で約7%。
数年前までは一時16%だったこともある。
金融商品で博打をしなくとも、素直に銀行の定期預金に預けておくだけでこれだけの利益を受け取ることができるのは魅力だ。
ただし、在住者の多くはベトナムの地銀だけではなく、日本やそのほかの外国銀行といくつかの口座に財産を分散させている。
ベトナムは発展途上国であり、社会主義国なので有事の際に何が起こるかわからないからだ。
今回僕は年金を含む保険には一切加入しなかったが、もし30代後半ないし40代の移住者であれば、少しずつ老後の資金については考えておくといいだろう。
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