現地採用のリアルな給与体系と待遇
ベトナムのGDPはまだまだ2000ドルちょっと。
にもかかわらず、ベトナムで日本人の現地採用を採用する場合は、営業職で1500ドル程度が標準ラインとなる。
これは他の東南アジア諸国と比べると、高くつくらしい。
もし、この記事の読者の中に、実際ベトナムに移住を考えている方がいれば、ここで紹介する給与体系とそのほかの待遇を参考にしてほしい。
給与は営業職で1500ドルがラインと考える
IT系ではこの2倍の金額を出す企業も見受けられるが、営業職では1500ドルがベンチマークとして考えていい。
企業側の提示金額が1500ドルより安ければ、相場よりも低いと思っていいし、1500ドルよりも高ければ相場よりも高いと思っていい。
この最初の給料は以外と大事だ。
なぜなら、現地採用者の場合は、毎年の昇給を実施しない企業も多いからだ。
昇給の有無は面接時に聞いておくべきだが、仮に訊いてみても、「まだ1年以上働いてくれた現地採用がいないから、実績がない」と皮肉交じりに返されるかもしれない。
次に気になるのが保険だ。
赴任者の多くは海外保険に加入している。
しかし、現地採用者の場合はベトナムのローカル保険にしか加入させてもらえないことがほとんどだ。
もし海外保険に加入させてもらえれば、それはかなりの優良企業とみていい。
ちなみに、ローカル保険は正直使い物にならない。
勤務時間と休日
日本では9時~18時が一般的な勤務時間だが、ベトナムの場合は1時間早く、8時~17時が普通だ。
工場勤務の場合はさらに1時間早まる可能性もある。
ベトナム人は基本的に残業はしないが、日本人は残業があることが多く、また日本本社から上司が来た場合や、顧客との接待の場合に、アテンドに駆り出されるのも現地採用者だ。
休日は土曜の午後と日曜の週休1.5日。
祝日を日本とベトナムどちらの日付に設定するかは企業によって異なる。
有給休暇は基本は1か月に1日つくが、小さな企業では厳密に設定していないところが多く、「一生懸命働いてくれていたら、好きなときに休んでいいよ」という会社もある。
しかし、ご想像に難しくなく、このような会社はベトナムにおいてもブラックになりやすいので注意が必要。
営業であれば、高確率で接待が待ち受ける
本社の人間が来た場合は、夜の接待も肝心だ。
ベトナムの雰囲気を味わえるレストランに連れて行き、レディーが横につくキャバクラもどきのカラオケラウンジにアテンドする。
面接のときには、おそらく企業側から「夜の接待がよくあるけど大丈夫?」と聞いてくることだろう。
もしダメであれば、その場できっぱりと断ることも必要だ。
勤務地も重要
仮に待遇面で優良だと判断できても、勤務地が遠ければ通うのは難しい。
例えば自宅から1時間の距離の場合は、仮に残業がなくとも、渋滞を考慮して帰宅時間は19時以降とみていい。
勤務地が遠距離の場合は、専用の車で送迎してくれたり、無料のシャトルバスを利用できることが多々あるが、それでも疲労は溜まる。
できれば1区もしくは隣接する区を選ぶべきだろう。
住宅手当は出る?
基本現地採用者に住宅手当はでない。
本社からの赴任者とは、決定的に待遇が異なるので、そのわだかまりは現採誰もが少なからず持っている。
ほとんど同じ仕事をしているにも関わらず、現地採用は250ドルの18Aに住み、赴任者は家賃2000ドルするプール付きの高級マンションに住む。
それが分かりやすい現地採用者と赴任者の格差だと知っておいてほしい。
もともと、企業側は現地に根付いている日本人を待遇なしで安く雇えるから、積極的に現地採用者を雇用している節がある。
なので、こちらが赴任者と同じ待遇を要求したら、突っぱねられるのがオチだ。
そこらへんはあきらめるか、もしくは長く勤めて、社内で自分の権力を持ち上げるしか他ない。
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