ゲストハウスで相次ぐトラブルが発生。部屋を出ていく決意を
ゲストハウスに住んで2か月ほど経ったころ、徐々に小さなトラブルが発生するようになった。
バックパッカーやアジア旅行に旅慣れた人であれば、「そんなことトラブルのうちに入らない」というだろうが、あいにく僕はバックパッカーでも旅人でもない。
まずこの頃から頻繁に発生するようになったのは、同居人のうるささだ。
先日カナダ人がベトナム人と結ばれて出ていったあと、僕の隣にはオーストラリア人カップルが住み始めた。
共に33歳で、男性はルーク、女性はエヴァという名だった。
その二人が夜な夜な友人を部屋に招き入れて、軽いパーティーなものをしているのだ。
大音量で音楽が鳴り響いたり、壁を叩く音やビール瓶が割れる音、男女の叫び声など、正直堪らない。
大家に静かにしてもらうようお願いしてみたのだが、「あの人たちはすぐ出ていくと思うから我慢して」と言われた。
次に、洗濯物のトラブルだ。
洗濯物はある程度たまったら、袋に詰めて大家の妹に渡している。
だいたいその日の夜か翌日にはアイロンがかかった衣類をベッドに置いておいてくれているのだが、ときおり洋服やパンツが紛失していることがある。
見つかることもあれば、見つからないこともある
なぜ見つからないのかは、いまだによくわからない。
さらにそれだけならまだしも、お金にまつわるトラブルもあった。
洗濯物は1回につき2万ドン渡していた。
当初は洗濯済の衣類が届いたのを確認してから、大家に渡しに行っていた。
しかし、それも面倒になってきたので、大家の妹に洗濯物を依頼するついでに、お金も渡すようにしていた。そして、それがダメだった。
「まだ洗濯物のお金もらってないわ」
と大家が言う。「妹に渡したよ。確認してよ」
「妹もまだもらってないって言ってるわよ」
そう言われてむっとした。
僕は妹を連れてきて、「お金渡しただろ!」と訊ねると、妹は「もらってない」と首を振った。
こうなると誰も証明することはできないので、僕は仕方なくお金を再び払うことになった。
ゲストハウスを出ていく
これだけの理由でゲストハウスを出ていくのはいささかもったいないとは思うが、先般のひったくり事件もあって、僕は少しこのファングーラオから距離を置きたかった。
僕は来月の更新をしないで、この部屋を出ていくことにした。
もちろん新居を探さないといけないのだが、それは今の僕にとっては、それほど難しいことではなかった。
なぜなら、人文大学で知り合った日本人や韓国人の多くは、僕の次なる目的であるルームフォレントの家に住んでいて、幾度となく「こっちにきなよ」、「うちの家一部屋空いてるぜ」、「一緒に住みましょう」などと誘われていたからだ。
そして、僕のルームフォレントの生活がはじまるのだ。
(管理人へのご連絡は不要です)







