市役所で各種手続き

a0002_009039会社に辞表届を提出したのが11月後半で、退職日は12月末日。
12月中旬以降は有給消化にあててくれたのは上司であり、稟議書にハンコを押してくれたのは次長だった。

最終出社日には次長を含めてみんなで飲み会をし、同僚先輩上司みんなに花道をつくってもらえたのは非常に感動した。

しかし、その感動の余韻も冷めやらぬまま、翌日からやることはつまっている。まずやるべきことは、現在住んでいる賃貸マンションの退去と、市役所での手続きだ。

マンションを退去

これはマンションの賃貸契約によって異なるので、読者は各自契約書を確認してほしい。
僕の住むマンションは一か月前に伝えれば退去できた。

基本退去時は部屋を入居前に戻さなければならず、それにかかる費用は敷金から引かれる。
敷金は2か月分払っていて、そのうち障子や壁紙の張替え、エアコンの取り外しなどもろもろ費用がかかり、帰ってきたのは10万円以下だった。

ただ、貯金額40万円にプラス10万円というのはビッグなお小遣いとなる。

新しい家電は会社の後輩や先輩にあげて、古いものは業者に引き取りにきてもらい、売れるものはすべて売った。
衣類や本、小物などは神奈川県の実家に送り、自分も日本を発つまでは実家に居候するつもりだ。

市役所での手続き

市役所での手続きは思った以上に簡単だった。
あれやこれやと審査や必要書類が必要なのかと思っていたが、そんなもの何もなかった。

日本国内の引っ越しであれば、引っ越し先の住所を書く必要があるが、今回は海外だ。
海外に移住する際は、原則「海外転出届」を役所に提出するのが決まりだ。

この届出を提出すれば、日本在住の証である住民票が抜かれる。
すると、日本に住んでいるうちは支払う義務がある国民健康保険や年金、住民税などが免除される。

逆をいうと、国民健康保険に加入し続けたいのであれば、住民票を抜いてはならない。
海外に長期滞在のビジネスマンの中には、意図的に住民票を日本に残している人も多い。

ただし、忘れてはならないのは、税金は1年遅れでやってくるということ。
つまり、僕もこの年の税金を翌年支払う必要があるのだ。

税金の請求書は要求すれば早く発行してくれる。
間に合わなかったら役所も回収ができなくなるから協力的だ。

また、できれば海外転出届の提出は年内がいい。
住民税というのは日割りがきかなく、1月1日に住民票を置いていたら、一年分の住民税を支払う必要がある。
仮に1月2日に住民票を抜いてもだ。

ただし、正直言うと、そこらへんの支払いに関しては払うべき役所の窓口に直接相談してほしい。
海外に発ったあとは役所は請求書の送付先がないので、お金を回収できない。

そうなると、例外も認めてくれることもあるし、請求額の減額もある。
役所も民間企業と同じで、とれないところからはとれないので、とれる分だけとるという考えが多少なりともある。

国民健康保険は脱退する

ここで心配なのは、国民健康保険だ。
国保が使えないと、病院では10割負担となる。

これは避けられない運命(さだめ)と思うしかない。
そもそも国保は日本人が受けられる保険ではなく、日本に住んでいて、税金を納めている者が受けられる制度だからだ。

なので、海外転出届を出す前に、一通り病院にはかかっておくのがいいだろう。
ちなみに僕は歯科医で左右上下の奥歯を抜いてもらった。

調べたところ、ベトナムの医療はまだ発展していなく、虫歯があったら抜歯が基本という情報をネットで得たからだ(のちにこれは10年以上前の情報だとわかる)。

では、海外在住者は病気にかかったときどうするのか。
まず、日本人が海外旅行で加入する海外旅行保険は、あくまでも海外旅行者のみ加入可能の保険だ。

在住者の多くは現地の民間企業でやっている保険か、ローカル保険に加入する。
ことベトナムに関しては、ローカル保険は適用対象の病院が少ないため、基本は民間保険に加入するようだ。

ただし、年間の費用は安いプランであっても5万円くらいから。
使うかもわからない保険に5万円は相当高く感じる。
とりあえず、予算が少ない僕は保険に入ることはしなかった。

役所での手続きが終わったら、とりあえずは実家に移ることにした。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP