自分の棲むゲストハウス事情

DSCN3233僕のゲストハウスをまず紹介しておこう。

日本人にゲストハウスといっても、その多くはピンとこないと思うし、バックパッカー専用の安宿で、一般の人には縁がないと考えているかもしれない。

しかし、少なくともベトナムのゲストハウスはそれほどのものではなく、日本人旅行者や中長期滞在者もたくさんいる。

僕の暮らすゲストハウスは1階がツアーデスクで、2階は大家家族とその妹が暮らしている。
3階~5階までは各フロア3部屋あり、現在中長期滞在しているのは、僕を除けば隣の部屋のカナダ人のみだ。

そのカナダ人(50過ぎの男)も来月にはベトナム人女性と結婚してここを出ていくそうだ。
それ以外は1泊~一週間程度の旅行者のみ。

ツアーデスクは22時に閉まり、それ以降は門を閉めてしまう。
22時以降に帰宅するときは、門を叩いて寝ている大家もしくは妹を起こさなければならない。

最初は忍びないと思って22時以降は外出しないようにしていたが、次第にベトナム色に染まってしまったのか、少々図々しくなってしまったように感じる。

月で契約した場合、ゲストハウスでもルームフォレントでもだいたいのルールは同じだ。
まず、一週間に1~3度の掃除が入る。もちろん断ることもできる。

次にクリーニング。
これは近くにクリーニング店があればそちらを利用するのもOK。
僕のゲストハウスに頼むと、一回1万ドンで引き受けてくれる。

料金は大家によって異なり、一回ではなく1kgいくらで設定するところもある。
ただし、想像している方もいると思うが、他の人の衣類が混じっていたり、自分の洋服や靴下が紛失したり、色落ちや色移りなどは日常茶飯事。

大切な洋服は自分で洗うのがいいだろう。

ツアーデスクの二人のアオザイ美女

1階のツアーデスクには二人のアオザイの制服を着た美女が毎日勤務していた。
二人とも身長が高く、アオザイがよく似合う。

青色のアオザイを着たチャムは22歳、白いアオザイを着たリンは24歳。
ともに英語も堪能で、僕がすることなしに椅子に座っていると、決まって話しかけてくれたし、ときには昼食にまで誘ってくれた。

アオザイ女性と一緒に青空の下ローカル食堂でフォーを食べる。
それが実現したのは移住後1か月してからだった。

「私たち年も近いし、友達になりましょう」
とリンは言ってくれた。

それから僕とリンは幾度となく近くのカフェでコーヒーを飲んだり、リンが仕事が終わったあとに近くの食堂で食事をした。
それらはすべてこのファングーラオで起きたことであった。

これは先の話になるが、結局僕とリンは特別な関係へと発展することはできなかった。
僕がこのゲストハウスを出たこともあるし、その後再び戻ってきたら、このゲストハウスはすでになく、ツアーデスクも潰れていた。

ただ、最初に経験したベトナム人美女との思いでは非常にエキゾチックでエスニックな香りあふれるものだった。
それはホーチミンに住んで6年経ち、この記事を書いている今でも鮮明に覚えている。

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